相談者クラリネットの修理って、いくらぐらいかかるものですか?最近ちょっと音がこもる気がしていて……。
クラーロ症状によって大きく変わりますが、パーツ交換のない調整なら税込13,200円の定額でご案内しています。この記事で、費用の全体像をわかりやすく説明しますね。
「クラリネットの修理っていくらかかるの?」「見積もりを取ったら高額にならないか不安」。修理の料金は外から見えにくく、出す前がいちばん不安な時期だと思います。
この記事では、クラリネットの修理にかかる費用の全体像を、定額料金・項目別料金・症状別の目安に分けて、管楽器修理センター クラーロが解説します。読み終わるころには、「自分のクラリネットはだいたいこのくらい」という見当がつくはずです。
先に結論:クラリネットの修理費用は、パーツ交換のない調整なら税込13,200円の定額。タンポ交換は1枚3,300円〜、全タンポ交換は55,000円〜が目安です。症状が軽いうちに出すほど、調整だけで済む可能性が高くなります。
クラリネット修理の料金の全体像
クラーロの料金は、大きく「定額の全体調整」と「項目別の部分修理」の2本立てです。まずは一覧でご覧ください。
| 作業内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| パーツ交換のない調整(定額修理パック) | 13,200円 |
| 全タンポ交換 | 55,000円〜 |
| タンポ交換(部分) | 3,300円〜 |
| バランスコルク・フェルト交換 | 2,200円〜 |
| ジョイントコルク交換 | 4,400円〜 |
| 管体割れ修理 | 6,600円〜 |
※楽器の状態によって変わります。見積もりは無料です。最新の料金はクラリネット修理のページでもご確認いただけます。
症状別・かかりやすい費用の目安

音がこもる・特定の音が出にくい
いちばん多いご相談です。原因はタンポの劣化やキイバランスの狂いが中心で、軽ければ定額調整(13,200円)の範囲、タンポの傷みが進んでいれば部分交換(3,300円〜)を足す形になります。全体の劣化が進んでいる場合は全タンポ交換(55,000円〜)のご提案になることもあります。
ジョイントがゆるい・抜けにくい
組み立て部分のコルクがやせてくると、がたつきや息漏れの原因になります。ジョイントコルク交換は4,400円〜。放置するとジョイント部の木材に負担がかかるため、早めの交換がおすすめです。
キイからカチャカチャと雑音がする
キイの当たりを和らげるコルクやフェルトの摩耗が原因です。バランスコルク・フェルト交換は2,200円〜と手頃で、演奏の集中を妨げる雑音がすっきり消えます。
管体にひびが入った
木製クラリネット特有のトラブルで、修理は6,600円〜。割れは進行するため、見つけたら吹くのをやめてすぐご相談ください。くわしくは別の記事で解説しています。
パーツ代と追加料金の考え方
料金表の金額は、基本の技術料と標準的なパーツを想定した目安です。分解してみて初めてわかる傷みが見つかった場合や、特殊なパッド(ゴアテックスなど)をご希望の場合は、追加のご案内をすることがあります。
大切なのは、追加が発生する場合も必ず確定見積もりを先にご連絡することです。ご連絡なしに作業を進めて、あとから請求が膨らむことはありません。
相談者分解してから「思ったより高くなります」と言われないか、そこが心配で……。
クラーロご安心ください。分解後に追加作業が見つかった場合も、必ず確定見積もりをご連絡してから進めます。金額を見て「今回は最小限で」と選び直していただくこともできますよ。
「先に金額がわかる」定額修理パックという選択肢
クラリネットは、クラーロの定額修理パック対象の楽器です。パーツ交換のない場合は税込13,200円で、分解清掃・キイバランス調整・消耗品の点検までを含む全体調整を行います。
「どこが悪いのかわからないけれど、なんとなく吹きにくい」という段階なら、まずこのパックで全体を整えるのが費用対効果の高い選択です。調整で何をするのかは、こちらの記事でくわしく解説しています。

修理に出す流れ(宅配・店頭)
クラーロへのご依頼は、写真での無料見積もりから始まります。
- フォームから楽器全体とキイまわりの写真を送る
- おおよその作業内容と費用のお返事が届く
- 納得できたら、宅配で送るか店頭(岡山本店・西巣鴨店・東大阪店・山陰店)へ持ち込む
- 点検・確定見積もりの連絡のあと、修理してお届け
宅配の送り方や梱包のコツは、全国宅配修理のページにまとめています。
費用を抑えるいちばんのコツは「早めの点検」
クラリネットの修理費用は、症状の進行度で決まります。タンポ1枚の交換で済んだはずの症状を放置して、周りのキイバランスまで狂ってしまうと、作業範囲はどんどん広がります。
「半年〜1年に一度の調整」を守っている楽器は、結果的に修理費用の総額が小さくなります。こまめに診てほしい方には、月額1,300円(税込)のメンテナンスプライムという選択肢もあります。
相談者何年も吹いていないクラリネットなんですが、それでも見てもらえますか?
クラーロもちろんです。眠っていた楽器の復活修理は、いちばん多いご相談のひとつですよ。ケースから出して、まず写真だけ送ってみてください。

見積もりの読み方:「技術料」と「パーツ代」
修理の見積もりは、大きく「技術料(作業そのものの料金)」と「パーツ代(交換する部品の実費)」でできています。料金表の「〜」が付いている項目は、パーツのグレードや作業範囲で変わる余地がある、という意味です。
たとえばタンポひとつでも、標準的なスキンパッドと、撥水性の高いゴアテックスパッドでは部品代が違います。クラーロの全タンポ交換(55,000円〜)はヤマハ・クランポンのスキンパッド/レザーパッドを想定した定額で、特殊パッドをご希望の場合は差額をご案内します。見積もりで不明な項目があれば、遠慮なく質問してください。項目の意味をご説明します。
こんな症状は「キイ・バネ」まわりの修理です
タンポ・コルク以外にも、クラリネットには金属パーツの不調があります。
- キイが曲がった・動きが渋い:ぶつけたり、組み立て時に強く握ったりが原因。曲がりの修正と調整で対応します
- キイが戻ってこない:バネのへたり・外れ。バネの掛け直しや交換で直ります
- ネジがゆるむ・脱落した:増し締めと、摩耗があれば部品交換
金属パーツの修理は症状の幅が広いため、写真を拝見して個別にお見積もりします。「キイが曲がったかも」というときは、自分で曲げ戻そうとせず、そのままお持ちください。
学校備品・複数本まとめての修理
吹奏楽部のクラリネットは、使用者が毎年入れ替わるぶん消耗が早く、「鳴りにくい楽器」として引き継がれがちです。台数と症状をお知らせいただければ、まとめてのお見積もりと、優先順位のご提案(本番で使う楽器から先に、など)ができます。長期休みに合わせた計画的な点検が、部費にもやさしい進め方です。
修理後に長持ちさせる3つの習慣
- 吹き終わったらスワブで水分を取り、タンポはクリーニングペーパーで押さえる
- ジョイントコルクにグリスを薄く塗り、無理にねじ込まない
- 急な温度変化を避ける(冬は特に、楽器を室温になじませてから吹く)
この3つを守るだけで、タンポとコルクの寿命は目に見えて延びます。修理のお引き渡しの際にも、楽器の状態に合わせたお手入れのポイントをお伝えしています。
よくある質問
- 他店で買ったクラリネットでも同じ料金ですか?
-
はい。どこでご購入の楽器でも、同じ料金・同じ品質で承ります。
- 見積もりのあと、修理をやめてもいいですか?
-
構いません。見積もりは無料で、内容を見てから決めていただけます。宅配の場合、返送時は往復送料のみご負担ください。
- 納期はどのくらいかかりますか?
-
症状と混み具合によって変わるため、見積もりの際に目安をお伝えします。演奏会や試験など期日がある場合は、最初にお知らせください。
- 子どもの部活用の楽器です。保護者でも相談できますか?
-
もちろんです。症状がうまく説明できなくても、写真を送っていただければこちらで状態を確認してご説明します。
まとめ:まずは「いくらかかるか」を無料で確かめてください
クラリネットの修理費用は、調整だけなら13,200円、タンポ交換を含むと数千円〜、全タンポ交換なら55,000円〜が目安です。正確な金額は状態次第なので、写真での無料見積もりで確かめるのが確実です。
管楽器修理センター クラーロは、岡山の工房でクラリネットをはじめとする管楽器の修理を行う専門センターです。写真を送るだけで費用の目安がわかり、全国からの宅配修理にも対応しています。「修理するかどうか迷っている」段階のご相談も歓迎です。











